都美の「メトロポリタン展」に行こうかと思ったのですが、混んでるだろうなぁ…と足がすくみました。そこで、所蔵品を中心とした西洋美術館の展覧へ。
ロダンを中心に展示されていますが、これらの彫刻の持つリアリズムは近代的です。古代やルネサンスの彫刻の持つ開放的でありながら静止した肉体の美しポーズとは異なり、一つのポーズの前・後の物語を感じます。人物の胸像も、ここに到る人生を思わせる。
いかにもドラマを感じさせる作品「接吻」は、お芝居の1シーンのように美しいです。そして、同時に出品された「バルザック像」は、人生・時代の重さを提出しているよう。
所蔵品だからと言って、全部が展示されているわけではないので、ロダンが好きな方、彫刻が好きな方、是非この機会にご覧になってください。
ロダン「接吻」 |
ブールデル「わが子を捧げる聖母」 |
そして、ついでに常設展もご覧になることをお勧めします。「お買い上げ」が必ず見るかるハズ。
ドニ「踊る女たち」 |
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