新作「陰陽師 滝夜叉姫」
花形歌舞伎ということで、チケット取りに苦労しました…。どうにか3席連番で取ることができホット一息。
新作歌舞伎は結構リスキーなんですが(「愛蛇姫」とか?「りびんぐでっど」とか?)、今回は??
う~ん、全員「ニン」なんですけど、なんだか消化不良というか…。各地の名産・特産品を集めて豪華に作られたよく判らない料理???
特に1幕はよく判らない…長いよぉと思ってしまいました。各駅停車の「☆新○線」 ???
2・3幕物語が進むので結構楽しめました。
中でも2幕目第1場は素敵でした。京都の荒れ庭のしっとりとした秋の風情、男同士の友情・微妙な会話、そして跳ねる狐…、すべてがゆるやかな時間の流れを感じさせる素晴らしい表現でした。
今後も「新作」が有るのでしょうが、磨き上げる工夫はどこにあるのか?一観客である私にはよく判りませんが、なんとか新しく楽しい歌舞伎を作っていただきたいと思います(ちなみに「十二夜」は原作がシェイクスピアということ-17世紀の戯曲-も有るのでしょうが、とても「歌舞伎」っていう印象が有りました)。
開演前に新しくできた「歌舞伎座ギャラリー」拝見。いろいろ趣向があって楽しかったです。3F席後方からの見学もできて-私たちが伺った時は昼公演終了後でしたが-、臨場感を楽しめます。また機会があったら行こうかしら。
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