「絵の住処-作品が暮らす11の部屋」
川村記念美術館に初めて行ったのは、2006年夏でした。「パウル・クレー 創造の物語」を見に行ったのです。その時は電車で行ったので「果たしてこれで行けるのか??」と思いながら言ったのを今でも覚えています。広い敷地にあるお城のような建物で、その点でも印象的だったのですが、何も知らず足を踏み入れた「マーク・ロスコルーム」は、とても印象的で記憶に残りました。
今回関西の友人と再訪。まずびっくりしたのは、最初の部屋の静け-他に観覧者がいなかったせい??-。余りの静かさに耳がきーんと鳴るような気がしました。
ロスコの部屋は、以前は建物の端っこのもっと明るい部屋だったような気が…-教会の礼拝堂を連想した様に記憶しています-。でもこの薄暗さは、ロスコという人物にふさわしいのかもしれません。この作品群を見るために足を運ぶ値打ちはあると思います。
友人とは美術館前のレストランで昼食、鑑賞、お庭を軽く散歩して、午後のバスで東京に戻りました。二人とも早朝家を出たのですが、お天気にも恵まれたので、楽しい遠出になりました。
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