「阿弖流為」
劇団☆新感線の「アテルイ」は見ていません。今回歌舞伎NEXTとして上演されるというので、期待していきました。
話は中島かずきらしい、新感線らしい話、所謂「少年」ジャンプ」です。それをノリの良さで押し切っていく。主人公はあくまでカッコよく、お助けキャラは明るくいい人、ヒロインは美しく寂しげ。見た後は「スカッと爽やか」で、深く考えることはナシ。安心して楽しめる作品でした。
それにしても、重労働ですね…。色々工夫されていて、個人的にはとても楽しかったですが、所謂歌舞伎ファンの人は????というか、「なんじゃこりゃ」かも知れません。
時代と共に変わっていく面を持つのが歌舞伎ですから、時にこういう作品も出てきて、何か新しいことが加わってくのかもしれません。
最近の新感線の作品は、なんだか暗くて、あまり好きじゃなかったのですが、「髑髏城」や「阿弖流為」は、 人の持つ素朴さを感じることが出来て好きです。大阪で再び見るかしら???悩むところです。
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