「魔女の秘密展」
魔女に興味があるわけではないのですが、ヨーロッパの昔話関係もあり、見に行きました。初日という事で、講演会があり、これは色々考えさせられて面白かったです。結論から言うと、「魔女」については大学時代から読んでいた本やドイツ滞在中に仕入れた知識以上のものは新たに知ることは無かったのですが、講演会をお聞きして、所謂「グローバル化」というか「ピザ現象」というか「ラベル張りの均一化」といか、今の時代、文化の多様性がどんどん失われてきているんだという印象を強く持ちました。
電化製品に代表される文明の器機は、グローバル化が進む方が効率が良くなり使い勝手が楽になるのだということはよく判ります。その為に世界基準の統一が進んでいるわけですし。でも「文化」が世界どこに行っても同じ…というのは??と思うわけです。
今回の展覧会でも「魔女」から連想されるイメージのなんとステロタイプなことか、それも商業主義に基づくあのファッションに代表される のです。そして、禁忌の持つ暗闇は忘れられていくようです。
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