2016年6月11日土曜日

舞台:「あわれ彼女は娼婦」 新国立劇場中ホール 6月8日(水)18:30~

「あわれ彼女は娼婦」
コクーンでの蜷川版も拝見しました。とても美しい舞台でしたが、物語は釈然としませんでした。今回は???
今回の舞台は、装置がとても斬新で素敵でした、床にある赤い十字はまくれ上がり、「この道は行き止まり」という閉塞感を感じました。照明も美しかったです。
物語は…やっぱり中々納得でいませんでしたが、ここ数年「ルネサンス」や「教皇権」について「ツェーザレ」 等で勉強(?)しているせいか、以前は思わなかった枢機卿の立ち位置や、横田さん演じるヴァスケスがとても興味を持って見ることが出来ました。単なる「恋愛話」ではなく、当時の社会の有り方、女性の社会的地位等を以前よりも感じ取ることが出来たように思います。
しかし、やっぱり、好きな話じゃないな…。

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