2016年6月11日土曜日

舞台:「尺には尺を」 さいたま芸術劇場 6月9日(木)13:30~

「尺には尺を」
粗筋本を読む限りではなんだか解せない物語。でも、舞台になるとおはなしをわかりやすくなります。イザベラは、ひたむきで真っ直ぐな少女。幕切れで侯爵に求婚されますが、結婚せずにその聡明さを活かした人生を送って欲しいと願うのは、私が現代人のせいでしょうか。あの時代、結婚しないのはある意味「罪」ですものね。また、「お気に」の三組のカップルはそれぞれ幸せなカップルでしたが、この芝居のカップルはどうなんでしょう?「結婚は墓場」になるかも?そして、今、TVを賑わせている色々な「不倫騒動」を思いました。
最後に舞台を飛ぶ鳥の姿に、一緒の観劇した娘も「蜷川さんを思いました」とのこと。
シェイスクピアシリーズは今後も続くのでしょうが、蜷川演出で完結できなかったのは、とても残念です。


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