「コペンハーゲン」
1941年秋、ナチス占領下のコペンハーゲンで、ハイゼンベルクとボーアがどのようなことを話したのか…という芝居です。
登場人物はハイゼンベルクとボーアとボーアの妻マルグレーテ。すでに死んでいる三人がそれぞれの立場・思いでその時を繰り返し語る…。三者三様の親しさ・反感が緊張を持って語られ、時に挟まれるそれぞれの科学的発見が人間的な意味を持って迫ってきます。
個人的にはとても興味深い作品でした。20世紀前半の科学の進歩・発見はすさまじいものだったろうと今でも感じますし、そういう時代を生きた科学者たちの人間性にはとても興味があります。
イギリスらしいセリフ劇。三人の緊密な言葉のやり取りが素晴らしい舞台でした。
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