『極夜行』
角幡の作品はほとんど読んでいます。この作品も出版されるのを楽しみにしていました。
著者の今までの探検ドキュメンタリ作品は、結構哲学的考察があり、そこが面白いと思っていました。突き詰めて考えていくと「発見」があるところです。今回の本も基本そうなのですが、所々、高野秀行風 の脱力お笑いが混じっていています。著者もその点は自覚的ですが、確かにそういうある種救いが無いと、こういう探検や命題に挑んでいく中で正気を保つのは難しいのでしょうね。
本を読んでから見ようと 録画したEテレも見なくては!だって、本には写真が一枚もついてないんです。
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