2019年2月28日木曜日

風景:国際文化会館 2月27日(水)昼食

「前川石」あたりから撮影!
国際文化会館
六本木にある国際文化会館で、姉たちと昼食。岩崎小弥太の旧居につくられた会館は、個人の邸宅らしい築山のあるお庭を沿った素敵な建築。TVでも紹介されていましたが、東京って、こういう施設・建築が沢山あっていいですねぇ。
お庭は、春や秋はとてもきれいなんだと思います。冬枯れの風情も素敵でした!
昭和初期のお雛様

展覧会:「奇想の系譜展」東京都美術館 2月26日(火)午前

「奇想の系譜展」
江戸時代のちょっと面白い絵描きの展覧会。「奇想」というキーワードで展示されています。個人的には、若冲は面白けど最近の評価の高さは「?」、曽我蕭白には興味が無い、芦雪・又兵衛・山雪は中々興味深い、百隠・基一はとても好き。国芳は結構見たかな?
ということで、満足した展覧会でした。音声ガイドは小林薫。これも嬉しい!


本:深緑野分3冊『分かれ道ノストラダムス』(双葉社)『オーブランの少女』(東京創元社)『戦場のコックたち』(東京創元社)2月

『分かれ道ノストラダムス』(双葉社)
『オーブランの少女たち』(東京創元社)
『戦場のコックたち』(東京創元社)
『ベルリンは晴れているか』が、2018年のミステリーで取り上げられていたので作者に興味を持ちました。 出版された順に読んだわけではなく、図書館で借りることができた順です。
『分かれ道~』はラノベ風かな?さっくり読めました。
『オーブラン~』は少女漫画風の短編集。
『戦場~』は映画・外国ドラマを連想しました。
沢山の本を読んできた方なのでしょう。文章や物語作りは上手ですが、オリジナリティーというか、どの話も「読んだことあるかも…」という感じがしました。これから独自の世界を作っていってくれるでしょう。『ベルリン~』を読むのが楽しみです。

2019年2月20日水曜日

風景:冬の東海北陸道 2月16日(土)

冬の風景
東海北陸道は年に何度も通ります。
四季折々、色々な風景に出会える楽しみがあります。
道路が広がったせいで、ヤドリギの見える木々も変わっていますが、標高の高い地点でした見られないのはなぜ?ヨーロッパだと町中で見られるのに。
ダムはいつも静か。
降りしきる雪の中、太陽がぼんやり見えていました。でも、今年の雪は少ないです、山の上だけで、日本海側の平野に出たら、全く積もっていませんでした。


舞台:「プラトーノフ」 東京芸術劇場プレイハウス 2月14日(木)13:30~

「プラトーノフ」
チェーホフは好き。なんともやりきれないうざさというか、決断力に欠ける人間の本質を描いてくれるから。この「プラトーノフ」はチェーホフの作品をイギリス人がまとめたそうで、そう、とてもシェイクスピア的な作品になっています-独白が多いとかねー。
でもうざい善人とか、その場しのぎも嘘つきとか、面白です。音楽もチェーホフらしく、セリフがきっちり伝わってくるのが素敵でした。
森演出第一弾とのこと、第二弾は何を?期待しています。
ところで、チラシは…あんまり好きじゃない…。



風景:egg池袋 2月14日(木)昼

基本メニューにサラダを追加
egg池袋
以前から訪れたいと思っていたお店。朝はサンシャインのメゾンドカイザーの「クロワッサンセット」を食べたので、早お昼として「エッグロスコ」を食べました。
う~ん、美味しい!!明るい店内も素敵。また来ようっと!
半分に切ったら卵が!

舞台:「ヘンリー五世」 彩の国芸術劇場 2月13日(水)18:30~

「ヘンリー五世」
ケネス・ブラナーの映画で知った作品。昨年は新国立劇場版も観ました。
う~ん、期待が大きすぎたかな?アジンコートの長セリフ-ブラナー版では、これに胸が震えた-も無かったですし…。「戦争」の扱いも、蜷川さんだったらと思いました。
イギリスの方言の扱いは面白いと思いましたが、それならいっそ、「姫のセリフ」は京都言葉や女房言葉でやっても良いのでは?と思ったり…。だってフランス王や皇太子はフランス語でじゃないのですし-もちろんシェイクスピアも英語で書いてますが-。溝畑くんはいいなと思いました。



展覧会:「酒呑童子絵巻 鬼退治のものがたり」根津美術館 2月13日(水)午後

「酒呑童子 鬼退治のものがたり」
有名な酒呑童子ですが、詳しい話は知らない…ことが多いです。福音館書店の『いまはむかし』というシリーズでも紹介されている絵巻を見てきました。
絵巻物って面白ですよね。流麗な書も魅力-読めないけど-。こうやってじっくり眺めると、絵の魅力、そして物語も魅力を強く感じます。このお話ってストーリーテリングで人気の「赤鬼エティン」や「心臓がからだの中にない巨人」とかと似ています。そして、二本らしい雅やかさがあり、もっとたくさんの人に知って欲しいと思います-「金太郎」も出てくるしね!-。
外国の昔話も素敵ですが、日本の古典も、子どもにわかりやすい再話で、是非語って欲しいと思います。


2019年2月11日月曜日

風景:雛飾り

雛飾り
娘が生まれた時、私の両親が買ってくれた雛飾り。ずっと押入れに入っていましたが、近年孫娘のために飾り始めました-と言っても昨年はパス-。
お人形を飾るのはそれほど大変ではないのですが、段々を組み立てるのが…結構大変。スチール製の段々は重い…のです。アルミフレームの軽いのないかしら??

本:『献灯使』多和田葉子(講談社文庫)

『献灯使』多和田葉子
多和田葉子は、気になる作家。これまでも何度か挑戦していますが、最後まで読むことができませんでした。『百年の散歩』はとても面白そうと思ったのですが、貸出時間切れでしたし、『尼僧とキューピッドの弓』もそうでした。
今回も、予約待ちの本ですので、時間切れを心配したのですが、大丈夫でした!
一種のデストピア小説ですが、そこはかとないユーモアというか深い観察眼が感じられ、時に読みながら微笑みが浮かんできます。そして、ドイツ語でも小説を書く人らしい、「ドイツ的表現」も感じます。声に出して読んでみると、さらに深い読みが出来そう。
最近は本もできるだけ買わないようにしていますが、これは買っても良いかな。そして、しばらく多和田葉子を追いかけてみるのも面白そうです。

本:『マスカレード・ホテル』東野圭吾(集英社文庫)

『マスカレード・ホテル』
年末年始、ミステリーを読もうと図書館で予約。本が来たので読み始めたら、最初の5ページで「あれ?これ読んだことが…ある?」……。10ページで「読んだこと有ります!」と確信。でも「どんな展開だっけ?犯人はだれ?」状態…。
クリスティのミステリーではよく遭遇する状態ですが、なんと日本のミステリーでもこんなことが生じるとは…です。
『マスカレード・イブ』
こちらは初めて!短編集ですので、サクサク読めました。次は『マスカレード・ナイト』に挑戦したいのですが、予約殺到、これは結構待たねばなりません。