2024年12月28日土曜日

2024年を振り返ってーベスト選びー

 今年のまとめです。東京・大阪にも足を運べるようになってきました。

新幹線が…混んでるぅ…です。


舞台・映画・コンサート(17公演)

01月 Prefect Days 伏見ミリオン座

   文楽「伽羅先代萩」「平家女護島」 国立文楽劇場

02月 しらかわEXマチネ しらかわホール

03月 グリーンエコー定演 市民会館

   中村仲蔵-歌舞伎王国 下剋上異聞- 御園座

04月 リア王 刈谷市総合文化センター

   文楽「「絵本大功記」 国立文楽劇場

     「口上」「団子売」「和田合戦女舞鶴」「釣女」

07月 オセロー(文学座) 可児市文化創造センター

08月 文楽「生朝顔話」「女殺油地獄」 国立文楽劇場

   正三角関係 東京芸術劇場

   歌舞伎「狐花」 歌舞伎座

09月 A NUMBER WHAT IF IF ONLY 世田谷パブリックシアター

10月 正三角関係 SkyシアターMBS

   歌舞伎「源氏物語‐六条御息所の巻」 歌舞伎座

11月 文楽「仮名手本忠臣蔵 大序~四段目」国立文楽劇場

     「仮名手本忠臣蔵 五段目~七段目」

このほか小さなコンサート、大きなコンサートにも足を運びました

おはなし会は…多数?かも?


展覧会(30展)

02月 ガウディとサグラダ・ファミリア展 名古屋市美術館

   化石ハンター展 名古屋市科学館

   マティス 自由なフォルム 国立新美術館

   Tribute to RYUICHI SAKAMOTO Music/Art/Media ICC

   印象派 モネからアメリカへ-ウスター美術館所蔵品 東京都美術館

03月 北欧の神秘 SOMPO美術館

   オラファー・エリアソン展 麻布台ヒルズギャラリー

05月 村上隆もののけ京都 京都市京セラ美術館

   雪舟伝説-画聖カリスマの誕生 京都国立博物館

06月 コスチュームジュエリー展 愛知県美術館

08月 TRIO パリ 東京 大阪 モダンアートコレクション 国立近代美術館

   高田賢三 夢をかける 東京オペラシティアートギャラリー

   内藤コレクション 写本 いとも優雅なる中世の宇宙 国立西洋美術館 

   ぐりとぐら60周年 教文館

   北川民次展-生誕130年記念- 名古屋市美術館

09月 松本俊介「街」と昭和モダン 碧南市藤井達吉現代美術館

   格式の美 丸紅ギャラリー

   昭和モダーン モザイクのいろどり 板谷梅吉の世界 泉屋博古館東京

   田中一村 奄美の光 魂の絵画 東京都美術館

   物、モノを呼ぶ-伴大納言絵巻から若冲 出光美術館

10月 塩田千春 繋がる私(アイ) 大阪中ノ島美術館

   生誕100年 武井武雄展 一宮市三岸節子記念美術館

   片山健展 絵本原画と油彩画 八ヶ岳小さな絵本美術館

   英一蝶 風流才子、浮世を写す サントリー美術館

   DIC川村記念美術館

   カナレットヴェネツィアの輝き SOMPO美術館

   宇野亞喜良展 刈谷市美術館

11月 相国寺展 愛知県美術館

   オディロン・ルドンと山本芳翠 岐阜県美術館

12月 ORIGAMI ヤマザキマザック美術館


本(20冊)

『死んでいない者』滝口悠生(文藝春秋

『「雪女」、百年の伝承』遠田勝(幻戯社)

『裸の大地 第二部 犬橇事始』角幡雄介(集英社)

『レーエンデ国物語1~3』田崎礼(講談社)

『ギケイキ3 不滅の滅び』町田康(河出書房新社)

『八月の御所グラウンド』万城目学(文藝春秋)

『説教したがる男たち』レベッカ・ソルニット(左右社)

『存在のすべてを』塩田武士(朝日新聞出版)

『じい散歩』『じい散歩 妻の反乱』藤野千夜(双葉社)

『朽ちないサクラ』『月下のサクラ』柚木裕子

『願い』藤野千夜(講談社)

『拾われた男』松尾諭(文春文庫)

『団地のふたり』藤野千夜(U-NEXT)

『きつねの橋シリーズ 巻の一~三』久保田香里(偕成社)

『ツミデミック』一穂ミチ(光文社)

『サード・キッチン』白尾悠(河出書房新社)

『本心』平野敬一郎(文藝春秋)

『猛獣ども』井上荒野(春陽堂書店)

『ゴールドサンセット』白尾悠(小学館)

『彼女たちの戦争 嵐の中のささやきよ!』小林エリカ(筑摩書房)


舞台は増えたかな?「古典芸能」が多かったような?

展覧会は、例年並み?

本は読むスピードが…遅くなってます。もっとしっかり読みましょう!

ベスト選びは…これは難しい!?!

さて来年は?



2024年12月18日水曜日

本:『彼女たちの戦争 嵐の中のささやきよ!』小林エリカ(筑摩書房)

『彼女たちの戦争 嵐の中のささやきよ!』小林エリカ(筑摩書房)
19世紀末から20世紀の女性たち。いろいろな意味で虐げられ、そして活躍した28人(いくつかは複数の女性たち)を取り上げて簡明に語られています。読むと結構息苦しくなりますが、今、そしてこれからもこの人々のことを忘れないようにしたい。帯の「この女(ひと)を見よ!」を心に!

2024年12月16日月曜日

本:『ゴールドサンセット』白尾悠(小学館)

『ゴールドサンセット』白尾悠(小学館)
WOWOWドラマになるというので…読みました。さいたまのゴールドシアターをモデル(というか、作者のお母さまが団員になっていらしたよし)に書かれた短編を、連作にして1冊の長編にされたようです。そのせいか、若干出来不出来が…あるようにも思いました。ドラマになったらどうなるかしら?そこは楽しみです。

2024年12月10日火曜日

本:『猛獣ども』井上荒野(春陽堂書店)

『猛獣ども』井上荒野(春陽堂書店)
中々面白かったです。「閑静な別荘地」を舞台にした人間模様なのですが、10年くらい前新聞で「別荘地に住むのは大変」という記事を読みました。まぁ、どこに住んでも近所との人間関係や価値観の違いに、お互い苦労するわけですが、「別荘地」では、一つの「夢」を持って移住する方々多いわけで、「仕方ない」では中々割り切れない苦労があるという記事でした。ということで、この小説に出てくる人々も「色々ある」わけです。「ども」という言葉が、登場人物たちの「有り様」をあらわしているのかな?これはぜひドラマ化してほしいですね。NHKBSでしょうか?

2024年12月8日日曜日

展覧会:「ORIGAMI 紙の鼓動 Pulsatinng Paper」ヤマザキマザック美術館 12月13日(金)午後

「ORIGAMI」
1枚の紙からこんな素敵な世界が広がる…。折り紙は、折に失敗したらやり直しがきかないような気がして、子どもでも始められるモノですが、中々奥が深いと思っています、今回のこの展覧会、手わざのすごさを拝見しました。そして、ヤマザキマザック美術館ならではの展示が、これまたすごいと思いました。
アールヌボーの家具とのコラボ。素敵です。
一番心惹かれたのは、白。
立体折り紙の原点ともいえる作品かしら?作れるものなら、作ってみたい!

風景:中村公園 紅葉

紅葉
季節は一気に進みました。町中の公園も紅葉がきれい!

2024年12月2日月曜日

風景:ヌスビトハギの実

ヌスビトハギの実
秋の初めに見つけたのは、ハギはハギでも「ヌスビトハギ」だったようです。「ヒッツキムシ」の実がなっていました。

風景:シャリンバイの実

シャリンバイの実
いつも通る道の脇の植え込みに紫の実が…花はピンクだったかな?白だったかな?調べたら、シャリンバイの実でした。鳥は…食べない?

風景:イチョウ

イチョウ
「金色の小さき鳥の形してイチョウ散るなり夕日の丘に」与謝野晶子の短歌です(漢字等、文字の表記は違っていると思います)。漸く公園のイチョウが色づきました。まだまだ緑を残している木もありますが、この2本はほとんど黄色。青空に映えます。

2024年11月28日木曜日

展覧会:「山本芳翠ー多彩なるヴィジュアル・イメージー」11月27日(昼)

「山本芳翠展」
フランス時代の作品、そして帰国後の作品…。明治という激動の時代の中で、作風がどんどん変化していく…。個人的には、やっぱり「浦島図」に目を奪われます。どこか物憂げな太郎は、捧げ持つ玉手箱と自分の行く末を感じ取っているのでしょうか。遥かかなたの竜宮城は東洋と西洋が入り混じっており、蜃気楼のように浮かんでいます。蜃気楼ということは、現実ではない…のかしら?なんとも不思議な絵です。

展覧会:オディロン・ルドンー光の夢。影の輝き 11月27日(水)昼

「ルドン展」
岐阜県美術館所蔵のルドンの版画をたくさん拝見できました。そして、他の美術館からのも含めて、多くの絵画も展示されていて、ルドンを知ることのできる展覧会です。以前、他の美術館で拝見した作品にも再度出会えてよかったです!

展覧会:オディロン・ルドンと山本芳翠 11月27日(水)昼

岐阜県美術館「ルドンと芳翠」
岐阜県美術館は、ルドンをたくさん所蔵しています。そして恵那市出身の山本芳翠の作品も所蔵。その二つの展覧会が開催中。

2024年11月25日月曜日

風景:138タワー

138タワー
ライトアップされていました。これからクリスマスのシーズン、下の公園もイルミネーションで飾られるハズ。またゆっくり拝見したいものです。

風景:単管バリケード

単管バリケード
チューリップ公園の入り口は、ただいま工事中。単管バリケードが歩行者を守ってくれます。

風景:チューリップ四季彩館

チューリップ四季彩館
日本でただ一つ年間をとおしてチューリップの咲いている館です。写真のチューリップは特殊な溶液に生けられていてるとのこと。また、足元にはプランターに植えられたチューリップも咲いています。展示は、20年くらい前に訪れた時より格段にレベルアップ!子ども達が一番最初に親しむ花、チューリップがきれいに咲き誇っていました。隣接する「チューリップ公園」では、来年のフェアに向けての準備中。黒い土が次々運び込まれていました。一面に咲くチューリップ、観たいものです。

風景:秋の山 11月22日(金)午後

秋の山
山の上はあいにくの雨でしたが、しっとりとした空気の中で紅葉がきれい。すっかり晩秋…というか初冬ですね。

2024年11月18日月曜日

本:『本心』平野敬一郎(文藝春秋)

『本心』平野敬一郎(文藝春秋)
映画になるとのこと。読みました。とても面白かったですが、映画のHPを見ると…かなり違っているらしい。映画を見ることは…無いような気がします。原作のこの本は色々なことを考えさせてくれるように思います。「私」とは?「あなた」とは?一瞬一瞬人は変わっていく?とか…。とにかく言葉のセレクトが上手なので、読んでいて気持ちが引き込まれます。やっぱり読み続けたい作家さんです(新作じゃなくて旧作ばかり読んでますけど、すみません)。表紙がゲルハルト・リヒターの作品というのも結構びっくりでした。こんな絵も描いているんですね。

2024年11月14日木曜日

展覧会:「相国寺展‐鳳凰がみつめた美の歴史‐」 愛知県美術館 11月13日(水)午後

相国寺展
寺宝と言われるような絵画・墨蹟が展示されました。期間が短いので慌てて出かけましたが、やっぱり混んでました。この特別展も良かったですが、コレクション展も楽しかったです。近代西洋画は、今まで何度も拝見したものもありましたが、改めて面白いとおもいました。また、企画展で展示されいる若冲の小ぶりの作品も楽しい!
西洋画のノルデやキルヒナーはやっぱり好きです。ノルデは所謂ノルデらしい作品じゃないけど…

舞台:文楽11月公演 国立文楽劇場 11月9日(土)11:00~




 第1部 仮名手本忠臣蔵 大序より四段目まで

第2部 靭猿

    仮名手本忠臣蔵 五段目より七段目まで

仮名手本忠臣蔵、歌舞伎ではいろいろな段を拝見していますが、文楽で拝見するのは初めて。文楽劇場開場40周年記念としての公演です。1月には続きが上演されます。楽しみです。



2024年11月8日金曜日

風景:月と星

月と星
11月6日の夕方の空。月齢4.5の月です。そして隣で光るのは宵の明星でしょうか?秋の深まりを感じる今日この頃です。

2024年11月6日水曜日

風景:ギンモクセイ

ギンモクセイ
公園で時間つぶしをしていたら、足元に白い小さな花が…。見上げたらギンモクセイの木でした。この公園にはキンモクセイは無く、ギンモクセイの木が3~4本。キンモクセイと同じように素敵な香りがします。
写真中央、十字の白い花びら……

2024年11月1日金曜日

本:『サード・キッチン』白尾悠(河出書房新社)

『サード・キッチン』白尾悠(河出書房新社)
言葉・文化の違う場所で暮らすことの難しさは、それを経験したことのある人にはよくわかることではないでしょうか。20世紀末のアメリカを舞台としたこの作品は、それをよく表しています。最初の70ページくらいの主人公の戸惑いは、かなりつらいですし、出てくる同級生たちも半分透明というか、よくわからない。それが「サード・キッチン」が登場することで、段々と戸惑いの理由が明確になってくるし、登場人物も輪郭がはっきりしてきます。そこがこの小説の面白さでしょうか。この「分かり合えること」「それぞれの立ち位置を理解すること」は、同じ国も人間でも難しいことですし、一見「わかった」と思っても、根本的なところでは間違っているかもしれない。「みんな違ってみんな良い」という言葉が流行ったりしましたが…、そんなに簡単なことではないですよね。自戒をこめて。

展覧会:「宇野亞喜良展」刈谷市美術館 10月30日(水)昼

「宇野亞喜良展」
イラストレーター宇野亞喜良さんの展覧会に行ってきました。多くのお仕事をなさっていることにびっくり。そして、一貫したスタイルにもびっくりしました。職人技とも思えます。10年くらい前、メリーゴーランドでお客さんの前で描かれたことがあったのですが、下絵でしょうか、スケッチ片手に仕上げていかれた姿を覚えています。端正な計算のもとえがかれるんですよね。まさに「仕事」だと思いました。
お若い頃のお仕事「珈琲エーデルワイズのための室内装飾だそうです。珍しい油彩です。
コクーン歌舞伎のポスターも宇野さんだったのですね。
「母の友」も!
立体作品は、お芝居のための作品
「せむしの子馬」の挿絵。ロシア的です。
開場入口

2024年10月29日火曜日

風景:オオスカシバ幼虫

オオスカシバ
散歩の途中、大きなクチナシの木があります。毎年のことですが、食べられて葉っぱが無くなっているところの近くを注意深く見ると、この幼虫が!羽が透き通ている大きなスズメガの仲間ですが、幼虫も大きくて立派です。むしゃむしゃ葉っぱを食べていました。