2024年1月27日土曜日

本:『裸の大地 第二部 犬橇事始』角幡雄介(集英社)

『裸の大地 第二部 犬橇事始』角幡唯介(集英社)
角幡の先品はできるだけ読むことにしています。今回の本は「犬橇」について。ペットの犬とは違う本能に根差した働く犬とのかかわりが書かれています。彼の作品には、どこかえっつ学的考察があるのですが、その合間にあるふざけてるような文章もまた面白いです。そして今回登場する犬たちとのかかわりは、新たな一歩というか、今までの「対自己」とは違う考えが表れているように思います。今後も追い続ける作家さんですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿