2018年3月31日土曜日

本:『百年泥』石井遊佳(新潮社)

『百年泥』
語り物的な面白さを感じました、落語とかね。時に可笑しく、時に真面目に、時に涙を交え、モノが思い起こす記憶を語る。そのモノ自体、目の前にあるわけでもないし、物語の設定自体“それほんとう?”“嘘ですよ!”という匂いをまき散らしている。でも、読後は軽やかな感じで、好きな作品です。どっちかいうと直木賞?


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