「キネマと恋人」
2016年東京で上演されて好評だった舞台の再演。名古屋公演も実現しました。初演時、見逃していたので地方公演は嬉しい!
ウディ・アレンの「カイロの紫のバラ」の翻案とのことですが、ちょっとほろ苦いというか、涙がこぼれそうになる幕切れはじーんと来ます。映像の使い方-萬斎さんも出演なのねーや場面転換がいかにもケラらしい演出で楽しめました。また、出演者たちの凸凹感が、小劇場作品にありがちな横並び感-どうしても同級生というか同じ世代・同じ価値観・同じような顔の集まり感があるのです、小劇場劇団は-が無くて、市井の人々・ある種のリアリズムを感じさせていて作品に深みを与えているように思います。
唯一の難点は、上演時間が長い…ことかしら。仕方ないか。
名古屋でケラ作品を観るのはこれで何回目かしらと思いますが、今回もケラさん来場。おもしろ挨拶は無かったけど。
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