「チック」
2016年の舞台の再演。再演するだけあって、よくできた作品でした。
物語自体は、いわゆるひと夏の「スタンドバイミー」もの。そこに舞台となるドイツらしさ-個人的には「自然食」の個人的経験の思い出-が加わっています。
カメラを使った演出が面白い。観客が見えない第三の参加者になったように感じます。そして役者さんたちがとっても達者-特に「お父さん」・「お母さん」ー。様々な気持ちが入り乱れ、階段を一段上がり生長する姿が見えます。50年後、彼らはどうなるのでしょうか。ちょっと切ない思い出に満ちた作品でした。
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