2019年7月22日月曜日

本:『罪の声』塩田武士(講談社)7月20日読了

『罪の声』塩田武士(講談社)
昭和の迷宮事件と言えば「三億円強奪事件」と「グリコ・森永事件」なんでしょう。まるで映画のような展開に日本中の目と耳が引き付けられました。また、あまり刃傷沙汰が絡まないことも、色々な人が色々な推理を展開することに繋がっていると思います。
でも人って、忘れていることも多い。そうなんだ「子どもの声」だったんだ…。そういう意味で、「あまり痛みを伴わない愉快犯の事件」と思っていたこの事件も、「やはり犯罪なのだ」と思い直しました。
「未来」を封じ込められる人々を生み出す事件が起こりませんように!と祈ります。

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