空き地に生えているキク科の植物。
ハルジョオンか、ヒメジョオンか・・・・。
『たんぽぽ みつけた』(石津博典さく 福音館書店)によれば、
これはハルジョオンらしい。
茎に止まっているのは、テントウムシの幼虫か蛹か・・。
自然観察の習慣は、小学生の頃の理科の授業で身につけました。
3.4年生のとき、観察日記をかなり沢山やりました。
花や葉をスケッチし、花はバラして花びらや雌蕊・雄蕊の数を調査。
実が成る秋には、半分に切ってスケッチ・・・。
放課後、友達の家でだらだら描いたことを覚えています。
その名残か、今でも科学絵本は好き。
植物系は直ぐ確かめられるので、「納得!」と嬉しくなります。
2010年5月31日月曜日
2010年5月30日日曜日
コンサートを二つ
「藝大学生オーケストラ」
28日夜、大学内の奏楽堂での演奏会。
プログラム
モーツァルト 交響曲38番「プラハ」
モーツァルト フルート協奏曲1番
リスト メフィスト・ワルツ
ドホナーニ 交響的小作品集
まず奏楽堂ですが、上野公園内にある旧奏樂堂とは異なり、
最新設備のコンサートホールです。
椅子も「美術学部の先生のお作?」と思しき、カッコイイ椅子。
この椅子に座るために入場したい・・・は大げさですが、
多分、国内のどこに行ってもこのような椅子は設置されていないと思います。
(私の知っている限りのホールでは・・・)
奏楽堂で行われるプロ、学生の演奏会は、知ってる人は知っている状態の演奏会。
学生オケといっても、上手。
特に管楽器は、さすが藝大に進学する人は違う・・・と思います。
今回のプログラムですが、前半のモーツァルトプロは、
モーツァルトの交響曲を聴くのは、ホント、久しぶり。
だって、今の流行は、もっとなが~い近代の交響曲なんですよね。
フルートコンチェルトもすっきり爽やか。
癒されました。
後半は、打って変わってめったに聞けない曲2曲。
これも良い曲でした。
リストは重厚でなかなか楽しい曲。
そして、個人的にはドホナーニがとても面白かったです。
楽器の特性が生かされいるというか、
弾く人もやりがい有って楽しいだろうなと思いました。
またチャンスがあったら聴きに行きたいです。
そして帰宅後、29日はこのコンサート。
オールブラームスプログラム。
大学祝典序曲
ヴァイオリン協奏曲
交響曲1番
満員の観客の目的は、勿論五嶋龍さん。
彼はテクニックは素晴らしい。文句無し。
だからこそ、「何か」を期待したいです。
さらさらと流れるように弾く以上の「何か」を感じさせて欲しい。
ブラームスは、テクニックだけでは難しいのかしら?
10年経ったらまた違う演奏に出会えることを期待して。
オケは、すばらしいの一言。
特に交響曲は、曲の持つ理想主義的な青臭い美しさを十分に届けてくれました。
コンマスのお兄さんは情熱的な演奏だし、楽器も良いんでしょうね、
とてもステキでした。
この一直線の情熱は美しい。
盛り上がる曲です。
遠征3「ミュージアム」
26日は三菱一号館にて「マネ展」27日は町田国際版画美術館にて「挿絵展」。
一見何の共通点も無いような二つの展覧会ですが、
ポーの「大鴉」に描いたマネのリトグラフがともに出展されています。
それも、大賑わいの有楽町より静かな町田の方が点数が多い。
じっくり観られますよ!
マネの油絵は「黒」が良い。
印象派の画家と思われていますが、色彩的に素晴らしいというわけではありません。
ラフスケッチが一番良い作品かも・・・と思いました。
ですから、リト作品の「大鴉」や「競馬」が好きです。
27日の町田の展覧会は、ヨーロッパの中世から20世紀までの本の挿絵を、
「挿絵本の世界 きれい、カワイイ、怖い 本と版画のステキな関係」と題して紹介。
貴重な写本から現代のアーティスト作品までが展示されています。
中でも「カワイイ」部門の20世紀初頭の作品群が、私は好き。
上流階級の女性向けのファッション雑誌の挿絵は、
色といい、その繊細さといい、「ファッション」=「文化」です。
遠征2「裏切りの街」
27日は渋谷に移動。パルコ劇場で「裏切りの街」観劇。
三浦大輔に興味があったのですが、中々チャンスが無くて、今回初観劇。
これは期待以上の面白さですが、う~ん、一般的にはどうでしょう?
特にエロチックな表現は、ダメな人はダメかも。
単なる「エロ」の表現(勿論そこを狙っている)ですから。
登場人物の造形はとても面白く、
真面目なのか不真面目なのか判らない「今」を感じます。
秋山菜津子さんは、いつも「ハンサムウーマン」系の役が多いのですが、
今回のダメっぽい主婦はとても素敵でした。
脇役のポツドールの役者さん二人は、とってもそれらしくて良い。
ダメな日常とそれをなんとなく許す今の時代の気分にぴったり。
ダメで良いじゃん→でも妙に明るい。
「一緒に落ちる」とか「復讐」とかはもう古いのかも・・・・。
と思った次第です。
三浦大輔に興味があったのですが、中々チャンスが無くて、今回初観劇。
これは期待以上の面白さですが、う~ん、一般的にはどうでしょう?
特にエロチックな表現は、ダメな人はダメかも。
単なる「エロ」の表現(勿論そこを狙っている)ですから。
登場人物の造形はとても面白く、
真面目なのか不真面目なのか判らない「今」を感じます。
秋山菜津子さんは、いつも「ハンサムウーマン」系の役が多いのですが、
今回のダメっぽい主婦はとても素敵でした。
脇役のポツドールの役者さん二人は、とってもそれらしくて良い。
ダメな日常とそれをなんとなく許す今の時代の気分にぴったり。
ダメで良いじゃん→でも妙に明るい。
「一緒に落ちる」とか「復讐」とかはもう古いのかも・・・・。
と思った次第です。
遠征1「ムサシ」
5月26日怪しげな天気の下、臨んだのが「『ムサシ』ロンドン・NYバージョン」。
昨年の「ムサシ」は何回観たかしら・・・(笑)。
とにかくチケットゲットが大変だったことは確かでした。
今年はどうなることかと思っていたのですが、すんなりゲットできました。
それも、かなりの良席ゲット。
一目判る昨年との大きな違いは、コジロウが汚い造りになったこと。
「外国仕様」なのか、音楽は大幅変更。装置も若干変わっていました。
昨年は、出演者に寄りかかった作品という印象でした。
個々の役者がそれぞれ役を理解し、それぞれ個性的に演じている
(やりすぎて、アンサンブル的にはがたつきがある時も有りましたが)
という印象で、だからこその群像劇の面白さも感じましたが、
タイトルロールの割には「ムサシ」が浮かんでこない作品でした。
今年は、「ムサシ」がよく見える舞台になっています。
ムサシの大事な台詞がくっきりと浮かび上がって伝わります。
昨年の舞台もそれなりに好きでしたが、
今年は、タイトルロール「ムサシ」の生き方を感じ取ることが出来ました。
妙に普遍性を持たせたりせず、
あの時代のあのムサシの生き方の一つの解釈を見せることによって、
昨年は腑に落ちなかったラストシーンが納得のシーンになっていると思いました。
やっぱり、台本を精査し、きちんと練っての演出の力です。
2010年5月29日土曜日
2010年5月26日水曜日
2010年5月24日月曜日
雨と緑
本日は豪雨。滝のような雨が降りました。
この雨の中出かけるのは大変ですが、
一雨ごとに緑が変化する様子を観察するのは楽しいです。
何年か前、5~7月に同じ線路の長距離往復を何度も繰り返しました。
車窓からぼんやり外を眺めていると、
田も畑も山も、どんどん緑の色を変えていくことに気づきました。
そして、一口に「緑」といっても、様々な「緑」があることにも。
柔らかな新緑から始まり、鮮やかな緑に変わり、
梅雨に入ると猛々しい緑へと変わっていきました。
今日の写真は昨年5月に撮った「柿の花」です。
柔らかな若葉に囲まれた白い花は地味ですが、
愛らしく、「背戸」の懐かしさを思わせていました。
田舎や郊外の一軒家には、一家に一本柿の木があり、
柿の葉寿司を作ったり、秋の実りを楽しんだりしていたような・・・・。
それも遠い日の思い出になりつつあります。
この雨の中出かけるのは大変ですが、
一雨ごとに緑が変化する様子を観察するのは楽しいです。
何年か前、5~7月に同じ線路の長距離往復を何度も繰り返しました。
車窓からぼんやり外を眺めていると、
田も畑も山も、どんどん緑の色を変えていくことに気づきました。
そして、一口に「緑」といっても、様々な「緑」があることにも。
柔らかな新緑から始まり、鮮やかな緑に変わり、
梅雨に入ると猛々しい緑へと変わっていきました。
今日の写真は昨年5月に撮った「柿の花」です。
柔らかな若葉に囲まれた白い花は地味ですが、
愛らしく、「背戸」の懐かしさを思わせていました。
田舎や郊外の一軒家には、一家に一本柿の木があり、
柿の葉寿司を作ったり、秋の実りを楽しんだりしていたような・・・・。
それも遠い日の思い出になりつつあります。
2010年5月23日日曜日
2010年5月22日土曜日
アカンサスとコンサート
2010年5月21日金曜日
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