2013年11月4日月曜日

舞台:「魔笛-プラハ国立劇場」 愛知現芸術劇場第ホール 10月19日(土)15:00~

「魔笛」
行きに入りの演目。ベルイマンのビデオは何回観たか?モーツァルトの記念年には必ず上演され、TV放送もされます。個人的にはいつも「タミーノの見てくれ」が気になる演目でもあります。ベルイマンはOK。イギリス映画もギリギリロイヤルファミリーっぽくてOK。メトはダメ-レスラーか相撲取り-。やっぱり「王子様」を期待するのですよ。
やったぁ、今回はOKでした! 声も王子さまらしい涼やかなテノール。でももう少し大きい声と嬉しかったかも。
その他の出演者では、パミーナちょっと不安定な声だったのが気になりました。モノトナスはもう一工夫欲しい。ザラストロ、パパゲーノ、パパゲーナは安定感があって良かった-どの公演でもこの三人はハズレということが少ない。夜の女王はやっぱりこの演目の「目玉」。出演者の方もそれは承知しているのできちんと聴かせてくれました。
残念だったのは、合唱が薄かったこと。三人の侍女ももう少しだったし、三人の童子が女性だったのも残念-やっぱり童子だといかにもジングシュピールという感じがして好き-。
来日公演のせいか、舞台装置も若干スカスカしていて…。
9月の「蝶々夫人」が思いのほか良かったので、ちょっと採点が辛くなりました。





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