2015年10月6日火曜日

展覧会:「オスカー・ニーマイヤー展」東京都現代美術館 10月4日(日)午前

「オスカー・ニーマイヤー展 ブラジルの世界遺産をつくった男」
ブラジリアと言えば、私達の小学生・中学生時代、「人工的に作られた首都」として教科書に載っていた都市です。その町に広がる建物を設計したのが、ニーマイヤーとのこと。TVでちょこっと紹介されたのを見て、興味を持ちました。
20世紀のモダニズム建築を代表する建築家とのことですが、これは凄いです!会場内の「イビラプエラ公園模型-30分の1」は、ランドスケープを体験する展示となっており楽しいです。そして、なんといっても上映されている「20世紀最後の巨匠 オスカー・ニーマイヤー」というドキュメンタリ映画は面白い!これを観るだけでも価値が有るかも。
以前からぼんやり思っていたのですが、後世-500年から1000年経って-20世紀を一言でラべリングするならどんな言葉がふさわしいか?という事が有り、なんとなく「共産主義・社会主義思想台頭の時代」と言われるんじゃないかと考えていました。20世紀はロシア革命からはじまり、ベルリンの壁の崩壊で20世紀は終わるのですから。20世紀の知識人は、賛成するにしろ、反対するにしろ、この思想と切り離されることは無かったということが、のこニーマイヤーのドキュメンタリでも語られていると思いました。
思想が有って芸術が有るのか?これは大きな問題ですが、考え続けたいと思います。



イビラプエラ公園

イビラプエラ公園




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