「RED」楽日
この日のケンは、ロスコの作品の化身のように感じました。額縁の中から現れ、額縁の中に戻っていく。作品がそれ自体独立し作者の下を去る…未来へ、知らない所へ…神殿から現実の街へ。
そう感じました。
今回の作品、一体何回観たのかしら?でも、観るたびに違った印象を受け、違った集中力を持たされました。
「芸術家」を想い、美術館系の仕事をしている友人を誘おうと思った8月。
ミステリーじゃないよね、と反芻した9月。
心が感動で震えた前楽、未来への想いに強く押し出された楽。
様々な想いを与えてくれた舞台、舞台を観ることの醍醐味を感じさせてくれた公演でした。この舞台を作り出した皆さま、有難うございます。これからも素晴らしい舞台をお願いします。
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