『歪んだ波紋』塩田武士(講談社)
NHKドラマの原作。あっさり借りられました。短編連作で全体がつながるという物語。
「情報」は真実を歪めることもできるということを描いた作品。確かに一人一人がしっかりと自分の目と耳と使っても、どこかで「操作」されているような時代です。何が本当か、何が価値あるものか、今一度、自分の立ち位置をしっかり見つめたいと思いました。
2019年11月4日月曜日
舞台:「渦が森団地の眠れない子たち」御園座 11月1日(金)1700~
「渦が森団地の眠れない子たち」
蓬莱竜太の作品。2012年に吉祥寺で観た「楽園」も「子ども時代の苦い思い出」にまつわる作品でしたが、今回はバージョンアップというか、笑えるところもちりばめられていてエンタメになっていました。
子どもの持つ裏の無い残酷さ、そして純粋さ。そういうものが伝わる作品でした。役者さんの凸凹さも良い感じ。
誰にでもある「できれば思い出したくない苦い思い出」と向き合うのは、やはり大変ですよ。「過去」を断ち切ることは出来ず「未来は過去から繋がっている」ということも考えさせられます。
パンフにある原さんの『滝川団地』の本は以前読んだことがありますが、とても面白かったですー一種「恐怖」でしたが-。今「団地」はどういう風になっているのでしょうか。70年代に作られた団地は「高齢化」していますし、新しい賃貸住宅は「マンション化」というか、セキュリティが厳しくなり構内にはかつてのようなコミュニティは存在していません。でも、どこかに「眠れない子ども」はいるはず…です。
蓬莱竜太の作品。2012年に吉祥寺で観た「楽園」も「子ども時代の苦い思い出」にまつわる作品でしたが、今回はバージョンアップというか、笑えるところもちりばめられていてエンタメになっていました。
子どもの持つ裏の無い残酷さ、そして純粋さ。そういうものが伝わる作品でした。役者さんの凸凹さも良い感じ。
誰にでもある「できれば思い出したくない苦い思い出」と向き合うのは、やはり大変ですよ。「過去」を断ち切ることは出来ず「未来は過去から繋がっている」ということも考えさせられます。
パンフにある原さんの『滝川団地』の本は以前読んだことがありますが、とても面白かったですー一種「恐怖」でしたが-。今「団地」はどういう風になっているのでしょうか。70年代に作られた団地は「高齢化」していますし、新しい賃貸住宅は「マンション化」というか、セキュリティが厳しくなり構内にはかつてのようなコミュニティは存在していません。でも、どこかに「眠れない子ども」はいるはず…です。
2019年10月31日木曜日
展覧会:「第71回正倉院展」奈良国立博物館 10月28日(月)
「第71回正倉院展」
正倉院展の時期、奈良は混む…といことで、一度も足を運んでいなかったのですが、今年は「鳥毛立女屏風」が展示されるということなので足を運ぶことにしました。
この日は絶好の秋日和。
まず、法隆寺へ。なんと駅前のタクシーがいない…でもバスがすぐ来ましたけど。
参道を歩き門を入ったら、そこはなんと広い空!そこに広がる法隆寺の伽藍はとても美しい!典型的に日本の美しさを感じました。修学旅行の子どもたちもかわいい!
夢殿の救世観音さまは10数年ぶり。独特の魅力があります。『隠された十字架』を再読したくなりました。
奈良市内に戻って昼食後、興福寺北円堂・南円堂へ。こちらも教科書に出てくるお像ですが、写真で観るのと実際にこの目で観るのとでは迫力が違います。そのたたずまい・眼差し、いつまでも触れていたくなります。
15時半、本命の「正倉院展」へ。入場行列のためのテントにぎょっとしましたが、この日はすぐ入館で出来ました。月曜日の午後というのが良かったのでしょうか。じっくり宝物を見せていただきました。1000年の時を経て伝えられてきた宝物それぞれの重みと美しさを堪能です。おかしかったのは、昔の人でも字の上手い人と下手な人ってあるのね!
薄暗くなってから博物館を出て、奈良名物「釜めし」を夕食にいただき、帰途につきました。
ビルの無い大きな空を見ることのできる奈良、秋の素敵な一日でした。
正倉院展の時期、奈良は混む…といことで、一度も足を運んでいなかったのですが、今年は「鳥毛立女屏風」が展示されるということなので足を運ぶことにしました。
この日は絶好の秋日和。
まず、法隆寺へ。なんと駅前のタクシーがいない…でもバスがすぐ来ましたけど。
参道を歩き門を入ったら、そこはなんと広い空!そこに広がる法隆寺の伽藍はとても美しい!典型的に日本の美しさを感じました。修学旅行の子どもたちもかわいい!
夢殿の救世観音さまは10数年ぶり。独特の魅力があります。『隠された十字架』を再読したくなりました。
| 法隆寺 |
15時半、本命の「正倉院展」へ。入場行列のためのテントにぎょっとしましたが、この日はすぐ入館で出来ました。月曜日の午後というのが良かったのでしょうか。じっくり宝物を見せていただきました。1000年の時を経て伝えられてきた宝物それぞれの重みと美しさを堪能です。おかしかったのは、昔の人でも字の上手い人と下手な人ってあるのね!
薄暗くなってから博物館を出て、奈良名物「釜めし」を夕食にいただき、帰途につきました。
ビルの無い大きな空を見ることのできる奈良、秋の素敵な一日でした。
| 興福寺 |
2019年10月24日木曜日
本:『悪童 小説寅次郎の告白』山田洋次(講談社) 10月24日読了
『悪童 小説寅次郎の告白』山田洋次(講談社)
NHKで始まったドラマの原作。予約殺到かと思いきや、すぐ借りられました。さくっと読めて楽しく、しみじみ、そして泣けます。「寅さんの世界」ですよね。
そっかー、寅さんファンはもう読んでるのか!
NHKで始まったドラマの原作。予約殺到かと思いきや、すぐ借りられました。さくっと読めて楽しく、しみじみ、そして泣けます。「寅さんの世界」ですよね。
そっかー、寅さんファンはもう読んでるのか!
本:『82年生まれ、キム・ジオン』チョ・ナムジュ(筑摩書房)10月21日読了
『82年生まれ、キム・ジヨン』チョ・ナムジュ(筑摩書房)
新聞で書評を読んで予約。手元に来るまで結構かかったので、読み難いのかと思ったのですが、1日で読めました。
この物語は、日本では半世代または1世代前ということになるのでしょうか。ミソジニー、ガラスの天井、そしてアジア的家庭感。読めば息苦しくなる人も多いと思います。解説と訳者あとがきは、出来たらもう少し突っ込んで書いて欲しいかも。
一番印象に残ったのは、ラストでの「私」の態度。あ~、先は長い…。
新聞で書評を読んで予約。手元に来るまで結構かかったので、読み難いのかと思ったのですが、1日で読めました。
この物語は、日本では半世代または1世代前ということになるのでしょうか。ミソジニー、ガラスの天井、そしてアジア的家庭感。読めば息苦しくなる人も多いと思います。解説と訳者あとがきは、出来たらもう少し突っ込んで書いて欲しいかも。
一番印象に残ったのは、ラストでの「私」の態度。あ~、先は長い…。
2019年10月22日火曜日
映画:「人間失格 太宰治と3人の女たち」ミッドランドスクエアシネマ2 10月19日(土)18:30~
「人間失格 太宰治と3人の女たち」
「作り物めいた色彩」がフィクションとして綺麗。振り回しているようで「三人の女たち」に振り回される太宰をめぐるコメディとして観ると面白いです。最初と最後がループしてる?と思ったり。もう一度見たら、また違った印象を持つかしら?
「作り物めいた色彩」がフィクションとして綺麗。振り回しているようで「三人の女たち」に振り回される太宰をめぐるコメディとして観ると面白いです。最初と最後がループしてる?と思ったり。もう一度見たら、また違った印象を持つかしら?
2019年10月19日土曜日
展覧会:「ポーの一族展」名古屋パルコ 10月17日(木)午後
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