2010年6月6日日曜日

「この人の理想を実現しよう」と「この人の理想について行こう」

TVを観ました。
「中村屋」
録画し忘れたので、友人より借りました。
なんといっても勘三郎のあの「愛嬌」がすべて。
彼のためなら、彼の理想(芝居)のためなたら、身銭を切ってでも、頑張ろうという気にさせるあの愛嬌。
訳がわからなくても、周りの人を巻き込むあの情熱。
そして、にじみ出る「人情」。
才能溢れる人を「動かす」あの力。
中村屋の芝居が「熱い」のは確かです。
それが、観客の心を打つ。

「ザ・スターー萬斎」
この人は、大変頭の切れる人。芸術監督としては凄いと思う。
彼には、「ついていきます」の一言。
すべてを取り仕切ってくれる、それも冷静に。
世界は彼を中心に回っている。
グランドデザインは、彼の頭の中にあり、そこに他者が付け入る隙は無い。

どっちが良いとかいう話ではありません。
人には、そういうタイプの違いが有るということ。
自分がどっちのタイプか、クリエーターを目指す人はよーく考える必要があると思った次第です。

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