今夜のコンサートは、
へリックス サロネン
Vnコンチェルト チャイコフスキ
幻想交響曲 ベルリオーズ
指揮者サロネンは、元々作曲家だそうで、彼の曲。
現代曲は好き!
これは難しい曲でしたが、うねる様なところが楽しかったです。
お目当てはVnコンチェルト。
ヒラリー・ハーンの演奏は三度目。コンチェルトは初めてです。
昨年までの2回は、リサイタル形式の演奏会でした。
彼女の演奏はとても丁寧で、プログラムも良く考えられていて好きでした。
アメリカ人ですが、ちょっと古風と言うか、
建国時代のアメリカ、ピューリタニズムの清らかさを感じます。
ですから、演奏はとてもピュアな感じで、音楽そのものが伝わってきました。
今回は初めてのコンチェルトでしたが、
期待にたがわずとても丁寧な演奏。
オケとの対話もバランスが良く、上手く響きあっていました。
個人的には、2楽章の歌うところがとてもナイーブで美しいと思いました。
来年3月にはまたリサイタルがあるので、楽しみ!
アンコールに弾いたのはシューベルトの「魔王」。
これは「凄い」の一言。
技巧もですが、「歌う」んですよ、ヴァイオリンが!
幻想交響曲は、バンダが入り奥行きのある演奏。
ところで全5楽章中、頭に残るのは4・5楽章だけなのね・・・。
1~3楽章はこんなに綺麗なのに・・・初めて聞いたような気がしました。
(一昨年、他のオケで聞いているはず・・・)
アンコールは「ローエングリン序曲」。
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