2012年5月2日水曜日

映画:「アーティスト」 伏見ミリオン座 5月1日(火)12:10~

「アーティスト」
1日は「映画の日」ということで、映画館のはしご。まずはアカデミー賞受賞作品「アーティスト」から。
モノクロ映画は目が疲れないので好きなんですが、この映画も柔らかなグレーの色が魅力的。なんでもカラーで撮ってからモノクロにしたとか。数年前「モノクロをカラーに」ということが流行りましたが、表現というのは、情報量が多ければ良いという訳じゃない。「無いもの」をこちらが想像で補うことで作品として完成していくんですよね。
ストーリー自体は結構見え見えの展開のですが、登場する人達の表情、さりげない音楽、それらが泣きのストーリーを盛り上げます。「映画への愛」というより、「愛すべき人達による人間愛にあふれる物語」と思いました。
様々な名画がちりばめられているらしいですが、「フォレスト・ガンプ」の時より発見できなかったのは、映画に疎いせいか、はたまた時代のせいか…?
主演の俳優さんはショーン・コネリーに似ていると思ったら「007」のパロディ映画にも出ている方らしい。

2012年4月19日木曜日

新しい鞄-VAGRIE


関西の友人が教えてくれた鞄。彼女が持っていたのは「キャベツ」と言われるシリーズの黒。名古屋で扱っているお店を探し、色々見せて貰いました。「キャベツ」も良かったのですが、手提げの形も素敵。これから初夏のお出かけに用に買ってしまいました。
まずは、来週のコンサートの時かな??

コンサート:「諏訪内晶子ヴァイオリン演奏会」 しらかわホール 4月18日(木)19:00~


ヴァイオリン 諏訪内晶子
ピアノ:イタマール・ゴラン

シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調op.105
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調op24「春」
エネスク:ヴァイオリン・ソナタ第3番op.25「ルーマニアの民俗風で」
バルトーク:ルーマニア民族舞曲Sz.56
アンコール3曲

映画:「ピナ・バウシュ 夢の教室」 伏見ミリオン座 4月17日(火)16:05~








「ピナ・バウシュ 夢の教室」
先日見たヴェンダーズの映画はアーティストの姿を記録するという点では優れた映画でした。中で踊られる舞踊も素晴らしい。しかし、この映画は、踊るということに代表される「表現する」ということが、人の心や身体にどういう影響があるかということが良くわかる記録になっています。
「ピナって誰?」という子ども達、ダンスはヒップホップしか知らないという男の子達、バレエなんて習ったこともないという女子達、そういう子ども達が、毎週土曜日の練習を心待ちにするようになっていく10か月の記録です。
少しずつ心がほどけ、身体がほぐれていく様子、恥ずかしい感情を表現するのにぎこちない仕草からスタートし、相手を思いやる気持ちに変化していく様子、それはこちらの気持ちを揺さぶります。
また、具体的な指導にあたる二人のダンサーの真剣な対応は、その表情の美しさと相まって素晴らしい。
日本でもダンスが必修になるとのことですが、どうなるのでしょう???こんな素晴らしい出会いは中々無いでしょうね。

2012年4月15日日曜日

舞台:「シンベリン」 さいたま芸術劇場 4月13日(金)13:00~


「シンベリン」F列14番
シェイクスピアシリーズ。ロマンス劇に分類される作品。数年前「子どもの為のシェークスピア」でこの作品は見ましたがわりと後味の悪い話でした。「登場人物の皆さん、もっと冷静に!」と思うのは喜劇でも同じですが、喜劇の場合「ご愛嬌」となる取り違えや思い込みが、この作品では決して愛嬌にならないのです。またタイトルロールたるシンベリン王は魅力に欠ける人物(今回の吉田さんは最後結構愛嬌があってそこは救われました)。他の登場人物も、「素敵」とは思えない人達ばっかりなんです。同じロマンス劇でも「冬物語」はファンタジー世界なので理屈が合わなくても最後の幸福感がすべてを救いますが、「シンベリン」では無理やりつじつまを合わせるようで、あまり幸福感が生まれてきません。
イギリスに行く作品とのことで、装置や衣装は東アジア風。豪華です。「雨夜の品定め」の解釈は成程と思いましたが、効果音の「ツケ」はあまりに多用されているようで、時に要らないと思ってしまうことも。
特に誰が主人公とも言えない話ですが、殺されちゃうクロートン(多分シェイクスピア時代の役者の使いまわしの為もあるのでしょうが)は、「どうして殺されちゃうの??」と「子どもの為の~」の時も思いましたが、今回はコメディリリーフとして演じられる-害が有る人物には思えない-のでますます「どうして殺されちゃうの?????」と思ってしまいました。ヤーキモーは許されるのにね!
役者さんは良かったです。特にクロートンの勝村さんはやっぱり魅力的。ヤーキモー窪塚さんは、ゆっくりセリフを語られるところが好き。この手の作品だとどうしても早回しになりがちだと思うのですが、ゆっくりと語られることでヤーキモーという人物の姦計が生きていました。手の動きも綺麗で魅力的。
阿部さんはとにかく格好良い。でも、主役なの??登場時間は…短いよね。大竹さんはとても上手い。でも、若い女が持っている「隙」みたいなものは…無いよね。イノジェンには「隙」が有るハズなんですが。

展覧会:「レオナルド・ダ・ヴィンチ 美の理想」 bunkamura ザ・ミュージアム 4月13日(金)午前


「ほつれ髪の女」
ダ・ヴィンチの絵画は、印刷や映像ではその本当の良さが判らない。今回の「ほつれ髪の女」も、チラシや映像ではあり得ない美しさ以上の神秘的なものを持っています。まるでそこから抜け出てきそうな、言葉では言い表せない表情を持っています、是非ご覧ください!